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うんちは何を語る?

第二の脳といわれる腸と人の体のかかわりについて、興味本位に書きつづります。

そもそも過敏性腸症候群ってなんだ?

辛そうな男女のシルエット

 

このところ本ブログでは下痢の話題を続けていますが、その中に毎回綴る過敏性腸症候群という文字があります。

過去記事内で何度か、慢性下痢の約70%は過敏性腸症候群が原因だとお伝えしましたが、今回はこの過敏性腸症候群ってなんなの?って話です。

 

 一般的に「症候群」とは、はっきりした原因は不明だけれど、いつも必ず何らかの症状が伴ってあらわれる場合に、病名に準じて使う医学用語です。

つまり、病名はわからない(無い)けれど具合が悪いときにつけられる症状名ってことですね。

 

それでは、過敏性腸症候群はというと、

過敏性腸症候群(英語:Irritable Bowel Syndrome、略称:IBS)は、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称。検査を行っても炎症や潰瘍といった器質的疾患が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こる。以前は大腸の機能の異常によって引き起こされる病気ということで「過敏性大腸症候群」と呼ばれていたが、最近では、大腸だけではなく小腸にも関係することなどからこのように呼ばれている。20~40歳代に多く、ストレスの多い先進国に多い病気である。  Wikipediaより

 とされています。

もう少し噛み砕いていうと、お腹の調子が悪いからと、血液検査や内視鏡検査を受けても特に異常が見つからず、何らかのストレスで症状が悪化する病気(症状)です。

 

ある医学的な統計によると、日本人の10〜15%に認められいて、現在では消化器科を受診する人の1/3を占めるほど、頻度の高いものだそうです。

発症年齢は20〜40代に多く、男女比は1対1.6でやや女性に多くみられます。←個人的には、男性に多いイメージがあったので、女性の方が多いとは意外でした。

 

その症状は、うんちの状態により、便秘型下痢型交代型(便秘と下痢が交互に現れる)の3タイプに分類され、男性では下痢型、女性では便秘型が目立ちます。

 

前述した通り、過敏性腸症候群は「腸の病気」ではなく、精神的なことが原因です。

ということは、その対処法も、単に消化器系の治療薬を飲むだけではその場しのぎになってしまいます。

要するに、ライフスタイルや物事に対峙する姿勢や考え方が元のままでは、結局同じことを繰り返してしまう可能性が高いということ。

もっと言うと、せっかく、ストレスを体現していた腹痛や下痢(便秘)を薬で抑えることで、本人がますます無理をして、頭痛や胃痛、その他の症状が現れる可能性だってあり得るということです。

 

なので、過敏性腸症候群では、薬で適切にコントロールして症状と上手に付き合いながら、ストレス・マネジメントの方法を考えていくことが大切になります。←実際、わたしも仕事のスタイルを変えたことで、症状がほとんどなくなりました。

 

ただ、過敏性腸症候群を抜本的に解決するためにライフスタイル全般を見直すとなれば、それなりの時間がかかりますし、そもそも誰もがビジネススタイルを変えることができるわけでもありません。

 

そうなると、とりあえず出来る対策が必要になりますよね。

薬で対処するなら、「イリボー」です。

これは、下痢型過敏性腸症候群に特化している薬で、腸の運動促進に関わるセロトニンという神経伝達物質に作用することで、下痢を抑える仕組みです。

当初は、効果は男性の下痢型に限られていましたが、現在は女性の下痢型にも適応しています。

ただし、市販薬ではないので病院で処方してもらわなければなりません。

それと、下痢を止める効果は抜群ですが、効きすぎて便秘になることもあるので、医師に相談しながら服用するのがよいでしょう。

過敏性過敏性腸過敏性腸症候群に効く薬イリボー

 

市販薬で対処するなら「ストッパ」です。

TVCMなどでもおなじみですよね。

ドラッグストアで購入できるのでお手軽ですが、便意を感じてから飲んでも大抵の場合は手遅れなので、家を出る前にあらかじめ飲んでおくか、仕事や学校で「やばい?」と感じたらスグに服用するのが賢明です。

下痢止め薬ストッパ

 

その他、お腹を冷やさないように、夏冬問わず日頃から使い捨てカイロを使うこともオススメです。

冷えは腸の働きを鈍らせ、それによってお腹がゆるくなりやすくなるということがあります。

冬は寒さ、夏はエアコンや冷たい飲み物など、お腹を冷やす原因は季節に関係ありません。

また、少しでもお腹に不安を感じるだけで、それがストレスになり過敏性腸症候群の発症につながるので、物理的にも精神的にもお腹を温めておくことは有効です。

ホカロン

以上のように、症状改善にはストレスをマネジメントすることが重要ですが、実際には一筋縄ではいきません。

なので、まずはストレスをはっきり認識することから始めるのがよいと思います。

わたしの場合、学生時代は何といっても試験でした。

自分では、「よい点数を取りたい」なんて全く考えておらず、プレッシャーを感じていなくても、必ず下痢をしていました。

社会に出てからは、「イヤな仕事を命ぜられたとき」、「責任者としてプロジェクトを任されたとき」「取引先に謝りにいくとき」「取引先を接待するとき」等々、いろいろなシチュエーションで下痢やひどいときには嘔吐までしていました。

 

上記のわたしのケースは、いま振り返ってみて思い当たる状況ですが、本来は自分の症状が、どういう状況や出来事で酷くなるのかを分析し、その上で、避けられるストレスであれば避ける方法を、避けられないストレスであれば、どうすれば少しでも自分が楽になる考え方や発散の仕方を探ってください。

 

症状を軽減するために一ついえる事は、仕事も勉強もストイックになり過ぎず、時には自分を許してあげることも必要だということです。

また、そうしているうちに、「自分はここで無理をしていた」と気づくこともあると思います。

これはとても大事なことで、お腹の不調という「体からの警告」を上手に利用して、無理をせず、ゆっくりしたペースで症状の改善を図れればしめたものです。

 

www.healthypoop.com

 

 

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